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鳥取・用瀬で11回目の「さんぽ市」 野だて、学生による屋台も

実行委員会の松本さん(左)、堺さん(右)

実行委員会の松本さん(左)、堺さん(右)

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 「いなば用瀬宿横丁さんぽ市×トットリ式屋台楽宴プロジェクト2025」が11月16日、用瀬駅周辺と用瀬各所で開催される。

陶芸家・現代美術家のきむらとしろうじんじんさん(昨年の「さんぽ市」にて)

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 用瀬のまちに地域の人たちが何かを持ち出し、新たな出会いやコミュニケーションの深まりを楽しむことを目的に開く同イベント。今年も鳥取市在住の住民や学生などが開く出店約35店が並ぶ。飲食や手作り雑貨の販売、整体・鍼灸院が出店する「いろいろ屋台の宴(うたげ)」、陶芸家・現代美術家のきむらとしろうじんじんさんによる「野だて」を行う。昨年は約700人が訪れ、11回目の今年は800人の来場を目指す。

 きむらとしろうじんじんさんの野だては毎年恒例。自分で絵付けした焼きたての楽焼茶わんを使い野外でお茶会をする催し。県外からのファンも訪れるという。地域の子どもたちもじんじんさんに声をかけるなど、人気を集めている。実行委員会の堺泰樹さんは「今年は例年と場所を変え、瀬戸川のそばで野だてを行う。いつもと違った風景を楽しんでもらえれば」と話す。

 「いろいろ屋台の宴」には、店主が七輪だけを持参し、来場者が持ってきたものを焼く「気まぐれ屋台」、「弓道部の先輩が絶賛した肩もみ屋台」、「あなたの好きなレシピを教えてください」など、さまざまな出店がそろう。実行委員会の松本豪平さんは「過去には伝統行事『流しびな』の格好で川を流れる出店者もいた。自分たちが思っていることをまちなかに持ちだしたら、まちがどう変わっていくのかを考えることがイベントのテーマ。何を出してもいい、何でもありの、アイデアを持ち寄れるイベント。出店したい人は相談してみてもらえれば」と話す。

 堺さんは「今年もさまざまな出店があるので、用瀬を歩きながら自分の好きな風景を見つけてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は、いろいろ屋台の宴=10時ごろ~日暮れ、野だて=昼ごろ~日暮れ。小雨決行。雨天時は規模を縮小して開催する。

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