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「鳥取砂丘イリュージョン」 鳥取の冬の風物詩、今年も開催へ

過去に開催された「鳥取砂丘イリュージョン」の様子。濡れた路面にイルミネーションが反射する(写真提供=鳥取砂丘イリュージョン実行委員会)

過去に開催された「鳥取砂丘イリュージョン」の様子。濡れた路面にイルミネーションが反射する(写真提供=鳥取砂丘イリュージョン実行委員会)

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 鳥取砂丘を光で彩る冬の風物詩「鳥取砂丘イリュージョン2025」が12月14日から、鳥取砂丘駐車場周辺(鳥取市福部町湯山)で開催される。

過去に開催された「鳥取砂丘イリュージョン」の様子。色とりどりのイルミネーションを楽しむ来場者の姿

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 鳥取砂丘の景観とともにイルミネーションを楽しめるのが特徴で、今年21回目を迎える。毎年、県内外から多くの来場者が訪れる。昨年は悪天候の影響で6万8000人にとどまったが、2023年には11万8000人を記録。今年は10万人の来場を目指す。

 鳥取砂丘イリュージョン実行委員会は、鳥取商工会議所や鳥取市観光コンベンション協会、市経済観光部、砂丘関連部署などで構成。各団体のメンバーが意見を持ち寄り、テーマや演出を決めている。 

 今年のテーマは「ほっこり『とっとり旅』」。大阪・関西万博の鳥取県ブースでの物産展などで、鳥取の「食」が好評だったことから着想を得たという。カニや梨、ラッキョウなど、特産の「食」をモチーフにした光の演出を展開し、鳥取を旅する雰囲気が味わえるよう工夫を施す。イルミネーションは約45万球を使い、砂丘周辺の冬の夜を彩る。

 初日の12月14日にはオープニングセレモニーを開催。17時40分から点灯カウントダウンやイリュージョンの紹介を行う。会期中の土曜・日曜にはJR鳥取駅から有料シャトルバスも運行。来場者アンケートを行い、今後のイベントのあり方を検討していくという。

 鳥取市経済観光部の西村菜美さん(鳥取砂丘イリュージョン実行委員会担当)は「今年で21回目を迎えることができた。今回のテーマである鳥取の『食』を楽しんでほしい。ぜひたくさんの人に来ていただき、家族や大切な人と砂丘で『ほっこり』した時間を過ごしてもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は18時~21時。入場無料。今月28日まで。

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