「空のお仕事 ANAの職場体験」が1月18日、鳥取砂丘コナン空港(鳥取市湖山)で開催された。主催は鳥取県子ども家庭部子育て王国課。
同イベントは、鳥取県内に住む子どもたちが地域の職業を体験し、リポートを専用サイトに掲載することで、子どもの視点から地域の魅力を発信するもの。
これまでに保育士体験や工場見学なども実施しており、鳥取の特徴である自然保育や特産品を製造する工場などの魅力を発信している。
当日は、ANAと鳥取砂丘コナン空港協力の下、航空業界の舞台裏を体験しながら学べるワークショップを開催。飛行機を誘導する「マーシャリング体験」や整備士と一緒に機体を見て学んだり、映像を用いて航空業界の仕事を学んだりした。子どもたちは学んだことを記事にまとめてリポート化し発表まで行った。
参加した子どもたちからは「マーシャリングは腕が疲れた」「1機が飛ぶために、これだけ多くの人が関わっていると知って驚いた」「自分一人で誘導などを担当すると考えると緊張する」などの感想が聞かれた。
同課の土井さんは「子どもが将来の夢を考えるうえで、一つの選択肢になったり地域への関心を持つきっかけになったりすればうれしい。年1回開催する予定なので、興味がある人はぜひ参加してもらえれば」と話す。