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麒麟獅子をイメージした真っ赤なカレー 地域活性化の一環で地元企業が発売

麒麟獅子の砂像と「麒麟獅子REDカレー」とオリジナルグッズ「麒麟獅子舞娘」

麒麟獅子の砂像と「麒麟獅子REDカレー」とオリジナルグッズ「麒麟獅子舞娘」

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 因幡・但馬地域に370年受け継がれてきた伝統芸能「麒麟(きりん)獅子舞」をイメージした真っ赤なカレー「麒麟獅子REDカレー」の販売が8月25日、「鳥取日本遺産フォーラム・麒麟獅子舞フェスタ2024」(岩美町中央公民館)への出展をきっかけに始まった。

道の駅「きなんせ岩美」に並べられたオリジナルキャラクター「麒麟獅子舞娘」グッズ

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 商品企画は、岩美町に拠点を置く「サンテック」。同社は同町がロケ参考地となる2013(平成25)年7月に放送されたテレビアニメ「Free!」のグッズ販売店を経営するほか、同町の土産グッズ、観光資源である海をイメージした青色のカレー「岩美ブルーカレー」などを企画販売する。

 今回、新商品を企画した経緯について、同社の山本健太社長は「田後神社の麒麟獅子舞は小さい頃からなじみがあった。鳥取県各地でも祭りが行われていたり、日本遺産にも認定されたりしているが、他県の人は知らないことが多い。この商品をきっかけに麒麟獅子のことを知ってもらい地元の神社巡りをしてもらうなど、地域活性化につながれば」と話す。

 味は辛口。鳥取の「鳥」にちなんでチキンカレーとした。同社は麒麟獅子を疑似化したオリジナルキャラクター「麒麟獅子舞娘」も展開。麒麟獅子REDカレーと同時にキャラクターグッズも販売する。

 山本さんは「昨年、鳥山明さん原作の映画SAND LAND(サンドランド)と鳥取県がコラボレーションした時、コラボレーションメニュー『幻の泉カレー』として岩美ブルーカレーが採用されSNSでも拡散されるなど好評だった。赤いカレーも写真映えする商品なので、オリジナルメニューなどで活用してもらえれば」と期待を寄せる。

 価格は864円。鳥取県内の道の駅や鳥取県のアンテナショップなどで扱う。

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