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鳥取・智頭急行「恋山形駅」でSNSキャンペーン 地域活性を目的に

恋山形駅の駅舎風景

恋山形駅の駅舎風景

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 智頭急行の無人駅「恋山形駅」の応援SNSキャンペーン「恋山形駅応援プロジェクト」が10月12日に始まる。鳥取県、智頭急行が共同で実施する。

恋山形駅

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 同イベントは、恋がかなう駅として地元のシンボルとされる「恋山形駅」を広く知ってもらい、鉄道の利用促進や地域の活性化を目的に実施する。期間中、ハッシュタグ「#恋山形駅」を付けて、SNSに写真と応援コメントを投稿した人先着200人に恋山形駅キーホルダーを進呈。智頭急行有人駅の「上郡駅」「大原駅」「智頭駅」の3カ所で引き換える。

 当初、同駅は「因幡山形」という駅名になる予定だったが、地元の声やアイデアを元に「人を呼ぶ『来い』」と「恋」の意味をかけて「恋山形駅」となったという。2012(平成24)年には、全国で駅名に「恋」が付く、三陸鉄道「恋し浜駅」、西武鉄道「恋ヶ窪駅」、JR北海道「母恋駅」と同駅の4駅で「恋駅プロジェクト」を実施した。プロジェクトを機に生まれた盛り上がりを維持しようと、恋にちなんで駅をピンクに塗装し、年々バージョンアップさせてきたという。

 智頭急行の寺坂茂文さんは「人口減少に伴い列車の利用が減っているため、いろいろな対策を行ってきた。地元の人と協力して駅のPRを進め、魅力を作ることで足を運んでくれる人が増えればという思いがある。今年は智頭急行が開業30周年を迎えるため、いろいろなイベントも企画している。ぜひ列車を利用して駅に来てくれれば」と話す。

 キャンペーンは11月4日まで。最終日は「智頭急行開業30周年大感謝祭」も予定する。

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