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鳥取・弥生町に「和牛とジビエ焼肉1010」 地元のジビエを提供

「和牛とジビエ焼肉1010」店主の永田一生さん

「和牛とジビエ焼肉1010」店主の永田一生さん

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 「和牛とジビエ焼肉1010(ジュウジュウ)」(鳥取市弥生町)が9月14日、オープンした。

「和牛とジビエ焼肉1010」

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 1階・2階で2人~6人のテーブル席を22席備え、鳥取和牛と鹿やジビエ肉を中心に扱う同店。オープンのきっかけは、店主の永田一生さんが「お客さまから直接お礼を言ってもらえるような仕事で働きたい」と感じたからだという。永田さんは「エステサロンを経営する妻から仕事の話を聞いて、やりがいやお礼を言ってもらえる仕事に魅力を感じた。妻と自分のルーツや情熱を注げる仕事を考え、大好きな焼き肉で店を出すことにした。自分は焼き肉マニアで、焼き肉を食べるためにたくさんの店に行って研究していた。実際に店を出すために、焼き肉店で修業して開業に至った」と話す。

 メニューは、鹿やイノシシ、カモのジビエ(780円~)、ユッケ(1,590円~)、タン(880円~)、前菜(300円~)、カルビやロースなどの焼き肉(980円~)を提供。ビール(580円~)やサワー(540円~)、果実酒(620円)などのドリンクやデザート(380円~)も用意する。

 県内で取り扱う店が少ないジビエと和牛と合わせて提供するスタイルが同店の特徴。永田さんは「鮮度のいい状態で仕入れたジビエに加え、県外に足を運び選んだ器や皿がポイント。盛り付けや肉を焼く際の見せ方なども楽しんでほしい。食べた人が五感で楽しみ感動できることを目指している」と話す。

 「今後はとにかくジビエを鳥取の人に知ってほしい。鹿やイノシシは害獣の問題があり、地方の課題となっている。飲食店としてジビエを広め、認知されれば需要が伸びて猟師にも還元できると思う。地域への貢献につながり、食べてくれた人に喜んでもらえるように頑張っていければ」と永田さんは意気込む。

 営業時間は16時~23時。月曜定休。

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