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鳥取の米粉パウンドケーキ店「きょうはハレの日」が1周年 アイスケーキも

鳥取市津ノ井の住宅街に佇む米粉パウンドケーキ店「きょうはハレの日」外観

鳥取市津ノ井の住宅街に佇む米粉パウンドケーキ店「きょうはハレの日」外観

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 米粉パウンドケーキの店「きょうはハレの日」(鳥取市津ノ井)が12月27日で1周年を迎える。

鳥取県産の米粉で作ったパウンドケーキ

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 米粉や豆乳クリームバター、きび砂糖を使ったパウンドケーキをテイクアウトで販売する同店。店主、中井直子さんの実家の応接間を改装して作った店内には、かごの中に個包装で用意された商品を並べる。店名には、「商品を通じて何気ない日常を『ハレの日』にして笑顔になってほしい」という思いを込めた。

 中井さんは「食わず嫌いだった子どもに、食べることを好きになってほしい」という思いから材料に関心を持つようになり、米粉と出合ったことが店を開いたきっかけだと振り返る。「焼き菓子が昔から好きだったことや、米粉を使い始めて自分の体調の変化を感じたことが、体に優しい材料を使ったパウンドケーキの店を開く原動力になった」と話す。

 メニューには「米粉パウンドケーキ」、柔らかいクッキーのような「クランブルサンド」、木綿豆腐とチーズを使ったアイスケーキ「お豆腐のカッサータ風」などを販売する。パウンドケーキは10種類を展開し、そのうち約5種類は週ごとに味を変えている。アイスケーキは売り切れると次の味に変わる。

 定番のパウンドケーキは季節や人気に応じて変更することもあるが、現在は「豆腐ガトーショコラ」(360円)、「いちじくとマスカルポーネ」「かぼちゃとクリームチーズ」(以上370円)、「チョコクリームのココアパウンド」(360円)、「お豆腐のプレーンパウンドケーキ」(260円)などをそろえる。

 中井さんは「リピーターのお客さまの応援に支えられてきた。開店当初から毎回、『明日はもっとおいしくなる』と思って作っている。作って売ることに忙しい日々で他のことに手が回らなかったので、これからは、より店を充実させるために体制を整えていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時30分。月曜・火曜・金曜・日曜定休。

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