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鳥取砂丘に砂のカーテン「砂簾」出現 今冬初

1月19日に鳥取砂丘に現れた「砂簾」(写真提供=鳥取砂丘ビジターセンター)

1月19日に鳥取砂丘に現れた「砂簾」(写真提供=鳥取砂丘ビジターセンター)

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 砂がカーテンのように見える現象「砂簾(されん)」が1月19日、鳥取砂丘に現れた。

鳥取砂丘ビジターセンターで砂丘ガイドを務める、和田さん

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 砂簾は砂が崩れてカーテンのように見える現象。雨や雪でぬれた砂が乾き、周りの砂を巻き込んで砂丘の斜面を一気に落ちた時に現れる。強い雨風の後に晴天が続くなどの気象条件で現れるため、雨や雪が多く、季節風の影響で強い風のある冬に現れやすい。風の強さや砂の乾燥具合に応じて消えるため、現れた当日のみ見ることができることが多い。

 砂丘の斜面一帯に見渡せる広い範囲で砂簾が現れたのは、この冬初めて。19日に現れ、20日には消えていた。

 鳥取砂丘ビジターセンターで砂丘ガイドを務める和田安史さんは「荒れた天気の後は大きく砂が動かされるため、砂簾をはじめとした面白い現象に出合えることが多い。冬は砂簾が現れやすいので、春先までにもう一度見ることができるかもしれない」と話す。

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