
恋活イベント「鳥取砂丘×マッチングイベント2025」が5月24日、鳥取砂丘(鳥取市浜坂)で開催される。
同イベントは、砂丘でヨガや借り人競争などのアクティビティーを楽しみながら、恋活を行うもの。昨年の初開催では、県内を中心に男女100人が参加し、29組のカップルが誕生した。今回は2回目の開催となる。
鳥取県は2023年、若者の声を政策に反映しようと、20~30代の県職員で構成する「とっとり未来創造タスクフォース」と、高校生~30代の一般公募メンバーで構成する「とっとり若者活躍局」を設置。同イベントは両組織からの提案を元に企画された。
室内開催が中心だった従来の婚活イベントと異なり、若者に寄り添った内容とし、恋人ができなくても楽しい思い出が残るよう工夫を施す。マッチングアプリ「オミカレLive」を使った、「いいね」ボタンによるデジタルでの交流要素も取り入れた。
企画を担当する、鳥取県子ども家庭部子育て王国課の長谷川和宏さんは「若者の意見を形にすることに本気で取り組んできた。前回のイベント後には鳥取モデルとして他自治体にも報告し、今年は石川県や富山県でもイベントが開催される予定」と話す。
当日は借り人競争や綱引きなどのレクリエーションを行い、フリータイムには「フォトウオーク」「砂丘ヨガ」を行うほか、鳥取砂丘をテーマに開発された「砂プリン」(粉末カラメル入り)なども用意する。
長谷川さんは「意外と地元の人は砂丘で遊ぶ機会が少ない。大人数でにぎやかに楽しめるイベントになっているので、気軽に参加してもらえたら」と参加を呼びかける。
対象は20歳以上39歳以下の独身男女。開催時間は14時~17時。雨天決行。参加費は1,000円。申し込みは5月18日までウェブで受け付けるが、定員を大幅に超えた場合は早期に締め切りとなる。