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鳥取の精肉店「肉のくれたけ」が1周年 山陰のブランド牛中心に販売

精肉店「肉のくれたけ」店長の岡村さん

精肉店「肉のくれたけ」店長の岡村さん

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 鳥取市千代水の精肉店「肉のくれたけ」(鳥取市千代水1)が2月23日で1周年を迎えた。

精肉店「肉のくれたけ」店内

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 もともと工場や飲食店・宿泊施設向けの卸売り販売を専門にしていたが、2024年に小売りを開始。鳥取和牛や年間約120頭しか流通しない島根県の隠岐(おき)牛など、山陰地方のブランド牛を中心に、国産肉や輸入肉を取り扱う。

 店長の岡村晃さんは「地元の人に地元の肉を食べてほしいという思いが開店のきっかけ。当店が保育園に卸した肉を園児が食べ、『家でも食べたい』と親子で来店することもある。店を開いたことで、直接地元の人に地元の肉を届けられるようになった」と話す。

 「地域の需要に応えたい」と、スーパーでは手に入りにくい牛骨や豚骨の取り扱いにも対応。鳥取発祥の牛骨ラーメンを自宅で作る人や、子ども向けに食べやすいサイズのカットを希望する人など、用途に応じて販売しているという。

 1年間を振り返り、岡村さんは「リピーターのお客さまとはLINEを通じて情報を共有し、牛肉のエピソードや豆知識などを定期的に配信してきた。会話のきっかけなったり、肉の背景を知ったりすることで楽しんでもらえることもあった。今後もお客さまとのやり取りを大切にしながら、より身近な精肉店を目指していきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。月曜~木曜定休。

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