
若桜町立若桜学園(鳥取県若桜町)「さくらホール」で10月4日、「若桜町観光まちづくりセミナー」が開かれる。主催は若桜町。
国の重要伝統的建造物群保存地区を有する同町は7月、「若桜町における歴史的資源を活用した地域活性化に関する連携協定書」をNOTE(兵庫県丹波篠山市)と締結。古民家や町家の改修・活用を手がける同社と協力し、地域活性化を進めている。今回のセミナーは、同町が今後取り組む観光を軸にしたまちづくり事業について地域住民に知ってもらうことを目的に開くもので、同社と連携して初の開催となる。
当日は、同社がこれまでに手がけてきたまちづくり事業の事例や手法について、NOTEの藤原岳史社長が基調講演を行う。その後、藤原社長と上川元張町長によるパネルディスカッションを行い、今後の町の展望について意見を交わす。
若桜町企画政策課まちづくり推進室副主幹の山根栄真さんは「これからの若桜町の観光の根幹となる事業にしていきたい。地域住民の皆さまにセミナーを通して事業を知ってもらい、町の熱意を感じてもらえれば。今後の若桜町について参加者と共に考えていける内容なので、多くの人に気軽に参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は13時30分~16時。入場無料。事前申し込み不要。