余り野菜でチョコがけクッキーを作るワークショップ「子ども向けエコクッキング」が1月24日、エネトピアプラザ(鳥取市片原5)で開催された。
同ワークショップは、2023年にスタートした鳥取市の環境教育事業「とっとりエコキッズプロジェクト」の一環で、鳥取市、とっとり市民電力が共同で行うもの。同プロジェクトでは、再生可能エネルギーや省エネルギーについて、同社の専門員が授業を行う「環境出前授業」や、小中学生が家庭で取り組める省エネに挑戦する「こども省エネチャレンジ」を展開する。
今回の「環境ワークショップ」では、座学に加えて、エコクッキングやエコ工作などのアクティビティーを通して、環境問題やSDGsについて学ぶ。年2回、夏と冬に開き、毎回予約枠がすぐに埋まる人気のワークショップだという。とっとり市民電力で今回のワークショップを担当する中嶋絵美さんは「エネルギーの会社として、日本や世界で起こっている環境問題も伝えている。楽しいワークショップの中で、環境について考えられる内容になっている」と話す。
当日は、午前・午後各10組の親子が参加。余り野菜を使ったクッキー作りはキッチンスペースで行った。子どもたちは、保護者と離れてキッチンスペースに入る時は少し緊張した様子だったが、クッキー作りを進めるうちに次第に表情が和らぎ、笑顔を見せた。クッキーの焼成中には食品ロスやプラスチックによる環境問題についての座学を行い、ペットボトルキャップを使ったしおり作りにも挑戦した。
参加した小学生は「袋に材料を入れて混ぜた後に、袋を絞って形を作るのが少し難しかった。でも、おいしいクッキーになるように頑張った」と話す。保護者からは「余った野菜をクッキーに使うという発想はなかった。ほかの野菜でもアレンジして、レパートリーを増やしていきたい」との声も聞かれた。
中嶋さんは「とっとり市民電力は、地域の人材育成に関わっていきたいという思いでこの活動に取り組んできた。来年度は、公立鳥取環境大学の学生に、授業の一環としてワークショップ運営に関わってもらう予定。今後も地域の人材育成につながる活動を続けていければ」と意気込む。