犬のトリミングサロン「LePOTETE(ルポテテ)」(鳥取市国府町)が住宅街にオープンして、2月13日で3カ月がたった。
岡山県内の専門学校でトリミングを学んだ店主の中村愛子さん。卒業後は倉敷市内のペットサロンに10年間勤務したほか、母校でアシスタント講師も務めるなど、知識と経験を積んできた。中村さんは「勤務先のオーナーや先輩に、カット技術向上のための練習や資格試験対策をサポートしてもらった。ほかにも、接客対応などたくさんのことを学ばせてもらった。多くの刺激を受けて、いつか独立して店を開きたいと思うようになり、地元の鳥取へ帰ってきた」と振り返る。
同店は、外からの刺激を抑え、犬が落ち着いて過ごせるように窓を設けていない。一方、明るい木目調の内装とし、入り口ドアは全面ガラス張りにした。施術の様子が外から見えすぎないよう、室内の仕切りは高めに設定している。
中村さんは「犬が飼い主を見て興奮し、けがにつながる恐れもある。飼い主に安心してもらいながら、犬が落ち着いて過ごせる環境を目指した」と話す。床は滑りにくくクッション性の高い素材を採用し、犬から目を離さず施術できる動線配置にも配慮したという。
一匹一匹と向き合うため、午前と午後に各1匹ずつ、約3時間かけて対応する。施術前後のカウンセリングにも時間を取り、カット内容だけでなく日常の様子も聞き取る。お迎えの際には施術中の様子を伝えながら相談にも応じているという。
シャンプーは自然由来成分のものを使い、肌の弱い犬にも配慮。細かい泡が出る韓国製のシャワーを導入するなど、汚れを落としやすくする工夫も施す。
施術中の様子は動画で撮影し、飼い主が見られるようにする。施術動画は、同店のインスタグラムでも見られる。カットなしのシャンプーブローコース(4,000円~)では、施術後に写真撮影も行う。中村さんの姉が制作した首飾りを着けて撮影することもできる。
中村さんは「お迎えに来た飼い主が笑顔になる瞬間を見るのがとてもうれしい。犬のトリミングにも流行があるので、常に満足していただけるよう、日々トレンドを意識して取り入れている。要望通りの仕上がりで満足感を提供するだけではなく、安心して長く通ってもらい、犬の一生を一緒に見守らせてもらえる場所にしていければ」と意気込む。
営業時間は10時~17時。日曜定休、ほか不定休。