未来を担う子どもたちの「やってみたい」を応援するイベント「風紋散歩」が6月4日、鳥取駅前の風紋広場で開催された。
年4回を予定し、年中~小学6年生を対象とした同イベント。当日は年中~年長児30人が参加し、警察官から手作りの警察手帳を受け取り、制服や帽子の試着、パトカーの試乗、警棒や手錠を触るなどの体験をした。園児たちからは「警棒や手錠が堅くて、かっこよかった。警察官になってみたい」などの声が聞かれた。
同所の指定管理事業者、m&m.coの山下愛守華さん「風紋広場は多様な使い方があり、近隣の企業や団体とつながれば、より良い機会を生み出せる。近隣の園児が散歩している様子もよく見ていたことから、園児が歩ける距離で、人のつながりやにぎわいを生み出すための企画として『風紋散歩』を計画した」と話す。「今回は園児が対象だが、今後は世代を広げて、いろいろな企画を催していきたい。風紋広場でにぎわいを作りたい」と意気込む。
鳥取警察署の村松あかりさんは「普段は依頼を受けて講習を行うことが多い。その中で今回のような、園児に外で体験の機会を提供できるのはうれしい。警察という仕事を知ってもらえる良い機会になったのでは」と振り返る。