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鳥取・末広温泉に「スパイスカレー&バー」 カスタムできるカレー提供

Aplil店主の伊藤さん

Aplil店主の伊藤さん

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 スパイスカレー&バーの店「April(エイプリル)」(鳥取市末広温泉町)が6月1日、末広温泉町にオープンした。

Aplil バターチキンカレー

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 店主の伊藤里穂子さんは「コロナ禍で飲食店の経営がストップしてしまったことが、この店が生まれたきっかけ」と話す。もともとは同店に隣接するバー「ラルゴ」で働いていた伊藤さんは、コロナ禍に対応して昼間に営業できるスタイルとしてキッチンカーを始めた。「当時勤めていた店でカレーが人気メニューだったので、キッチンカーの商品にした。併せて、ラルゴで昼間のアイドルタイムを間借りしてカレーを出し始め、今の物件の空きが出たのでオープンした」とも。

 店名のAplilには「ラテン語のaperio(開く)という語源があり、新しいことを始めるなら縁起の良い名前だと思った。学生の頃から自分の店を開きたいと思っていて、名前は決めていた」と伊藤さん。座席は、カウンター=7席、テーブル=6席。昼はカレー食堂としてスパイスカレーを提供し、夜はスパイスバルとして営業する。

 メニューは、一から選ぶカスタムカレーで「鶏ガラ」「トマトベース」「サグベース」の3種のベース(400円~)に、「鶏ガラ」「魚介」の2種スープ(200円~)、「チキン」「ポーク」「牛すじ」の3種メイン(400円~)から好みに合わせて選ぶ。「キッチンカーの頃はメニューに限りがあったので、店を構えてからはいろいろなメニューを楽しんでもらえればいいのではと思い、カスタムしてもらうようにした。バターチキンカレーが一番人気だが、お客さまがそれぞれの好みを見つけてくれれば」と話す。

 夜はスパイスバルとして営業し、スパイスの利いたつまみとアルコールを提供する。メニューは、シードル(600円~)、ハイボール(600円)、ビール(600円~)などに加え、唐揚げやフライドポテト、副菜セットなどのフード(280円~)もそろえる。

 「オープンして間もないので、うまくいっていることよりも課題が多い。それでもスタッフが楽しみながら働き、お客さまに喜んでもらいたい。いずれはキッチンカーやテイクアウトなども再開できたら」と意気込む。

 営業時間は、11時~14時30分、18時~22時。月曜、火曜定休。

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