食べる

鳥取に「ジェラテリア マンマミーア」 地元農家と協力して規格外食材使う

「ジェラテリアmammamia(マンマミーア)」店主の古田綾香さん

「ジェラテリアmammamia(マンマミーア)」店主の古田綾香さん

  • 5

  •  

 ジェラート専門店「ジェラテリアmammamia(マンマミーア)」(鳥取市用瀬)が7月7日、用瀬の千代川のほとりにオープンした。

「ジェラテリアmammamia(マンマミーア)」

[広告]

 鳥取県産の食材や地元の農家から規格外となった野菜やフルーツなどを仕入れてジェラートを作る同店。メニューは、「シングル」(400円)、「ダブル」(500円)、「トリプル」(600円)の3サイズのジェラート。味は「リンゴソルベ」「ピスタチオ」(100円追加)、「メロンミルク」「マンマ・ミルク」「ヨーグルト」「いちごソルベ」「コーヒー」「チョコレートソルベ」の8種類に加え、季節や仕入れた食材に応じて作ったジェラートを用意する。

 店主の古田綾香さんは「どの味もお薦めだが、鳥取県産の白バラ牛乳・生クリームや地元農家から仕入れた野菜などを使ったものもお薦め。規格外の食材を使うことで地元還元も意識している。食材を提供してくれた人や来てくれた人にいろいろな味を楽しんでほしい」と話す。

 古田さんは「子育てが落ち着いたタイミングで何か新しいことを始めたいと感じていた。その時、夫と一緒にジェラートの講習会に参加したのが大きなきっかけ。そこでジェラートを食べて、『こんなにおいしいなら、鳥取に持って帰りたい』と感じた。そこから自分たちで試作したり、SNSで全国のジェラート店とつながり修業したりしてきた。ようやく、店を構えたいという願いが夫の地元で実現できた」と振り返る。 

 店のオープンまでには、静岡の専門店から技術を学び、クラウドファンディングで支援を募るなど、さまざまな準備を進めてきたという。「イタリア製のジェラートマシンやポゼッティというつぼ型のショーケースなど、設備にもこだわった。そこに農家の協力や新たな味を考えるなどの工夫を凝らして、来てくれた人が楽しめるような店を作りたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。火曜・木曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース