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鳥取・川端にカレーとラーメンの食堂「キャラバン」 料理好きが開業

「Caravan」店主の新家憲一郎さん(写真提供=Caravan)

「Caravan」店主の新家憲一郎さん(写真提供=Caravan)

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 カレーとラーメンの食堂「Caravan(キャラバン)」(鳥取市川端)が8月5日、オープンした。

目玉メニューの「白胡麻坦坦CURRY」

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 店主の新家憲一郎さんは子どもの頃から料理好きで、食材選びからこだわって料理を作ってきたほか、特に熱中したカレーとラーメンの食べ歩きも楽しんできた。新家さんにとって、カレーとラーメンを開発することは「最高の楽しみ」で、同店で提供するカレーとラーメンは「自慢の作品」だという。

 「いつか店を持ちたい」と子どもの頃から思っていた新家さん。2020年にキッチンカー「旅するカレー屋Caravan」をオープンしたが、冬場の営業が難航。その後は間借り営業や鳥取大学前での店舗営業など形を変えて営業を続けたが、コロナ禍で休業せざるを得なくなり、夜勤で借金や維持費を稼ぐ時期もあったという。4年間模索し、今回、オープンにこぎ着けた。

 席数は、カウンター4席、テーブル4席の計8席。「気負わずに食事体験を楽しめる空間にしたい」とあえて内装に手を加えず、以前、同所で営業していた店の「使い込まれた雰囲気」をそのまま残したという。テーブルには「味変」できる調味料13種類を並べる。ミャンマーの伝統的なふりかけを参考に作ったオリジナルの「キャラバンふりかけ」のほか、敷居を低くするため「味の素」「ポッカレモン」もそろえた。

 メニューは「白胡麻(ごま)坦坦CURRY」(1,200円)、3種類ある「醤油(しょうゆ)ラーメン」(800円)、「汁なしラーメン」(750円)、「鶏麺」(1,000円)。米は八頭町の田中農場が作る、ポップコーンのような香りだという「プリンセスかおり」を使うほか、スパイスは粉にせず、そのまま使い、丸ごとかじれるようにするなど、食材やスパイスの使い方も工夫を凝らす。

 新家さんは「今までにない新しい経験をすると、人は元気になれると思う。ここでの食事がそんな、生活のスパイスになれば」と話す。

 営業時間は6時~14時(ラストオーダー)。テイクアウトにも対応。

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