「鳥取砂丘コナン空港フェスタ2024」が10月6日、鳥取砂丘コナン空港(鳥取市湖山)で開催される。
全国各地の空港を地域住民がより深く理解し、関心を高めることを目的に実施する同イベント。1992(平成4)年、国土交通省が9月20日を「空の日」、9月20日~30日を「空の旬間」と制定したことにちなみ開催する。
当日は、事前申し込みで当選した人が参加できる「グランドハンドリング」と呼ばれる、航空機が駐機場に停止する際の誘導の仕事体験、子ども用の「制服試着体験」、空港内に配置している「化学消防車の走行体験」(10人のみ当日参加可能)などを実施する。そのほか、各便で航空機の離着陸を先着100人ずつが見られる「見学会」(当日券配布)、航空機が実際に飛ぶところを見られる「訓練展示」、地元中学校の吹奏楽部と県警音楽隊の演奏なども行う。
主催する空港管理部の西岡哲平さんは「今回のイベントは、『空の日』が制定されてから20年以上続いている。空港をより身近に感じ楽しんでもらえるようなイベントにできれば。特に鳥取のような地方は、便のない時間帯の空港利用が減ってしまう傾向にある。空港がより活性化してにぎわえば、便の本数増加や利便性につながっていく」と話す。「普段は見ることのできない車両や機種がたくさん集まり、子どもを中心に体験もできる。家族連れが多くなると思うが、みんなで楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は9時30~16時。入場無料。イベントの参加費は一部有料。