世界の国や地域のネイチャージャーナルクラブ所属の会員らが描いた作品を紹介する企画展「ネイチャージャーナル展」が10月5日より、氷ノ山自然ふれあい館「響の森」(若桜町)イヌワシホールで開催される。
ネイチャージャーナルはアメリカの女性アーティスト、クレア・ウォーカー・レスリーさんにより発案され、身近な自然を観察し、気づいたことや感じたことを絵・言葉・数字をツールに自由につづる記録。現在、世界の国や地域にはネイチャージャーナルクラブが約150拠点存在する。
同展では日本ネイチャージャーナルクラブの設立者で、主宰者の小林絵里子さんの作品43点と日本人会員ら15人の作品約20点、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、イタリア、南アフリカ、インド、オーストラリア、香港など、海外のネイチャージャーナルクラブ会員ら約40人の公募作品80点を展示予定。
同館の高橋宏館長は「今回の作品展では、世界中さまざまな国・地域から幅広い世代の作品があり、対象となる自然の様子もさまざま。自然を『観察』する視点は人それぞれ。『へぇー』と思わず声が出たり、『こんな見方・受け止め方もあるんだ』と思ったりして、さらに自然に興味・関心を寄せるきっかけなれば」と話す。
開館時間は9時~17時。月曜・火曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。12月1日まで。