鳥取県での暮らしを体験できる「鳥取県移住体験ツアー」が3月8日・9日に開催される。
ツアーは、鳥取県東部・西部を巡るバスツアー形式で行い、県庁所在地の鳥取市、ビーチリゾート地の岩美町、商業都市の米子市、自然豊かな南部町を訪れる。主催はふるさと鳥取県定住機構(鳥取市扇町)。
同機構は、これまで年1回の移住体験ツアーを開催してきたが、2024年度から年4回に増やし、各地域の特色をより深く体験できる内容に改めた。今回のツアーは、鳥取県東西横断をテーマに、「市街地の便利さと自然の近さ」を体感してもらうことを目的としている。
ツアーでは、市町の視察や空き家の見学、移住者との交流、道の駅や地元の買い物施設の訪問などを通じて、地域の暮らしに触れてもらう。鳥取市では移住者交流会、岩美町では地元の海鮮料理、米子市では米子城跡からの街の眺望を楽しむ。南部町では、地域住民との交流やワークショップも予定する。
移住コーディネーターの前田典之さんは「自然豊かな場所は全国各地にあるが、鳥取には実際に来てみないと分からない魅力がある。鳥取に少しでも興味があれば、ぜひ体験してもらえれば」と参加を呼びかける。
参加費は5,000円(宿泊・食事付き)。申し込みは先着10人。1月下旬から特設ページから。問い合わせは「ふるさと鳥取県定住機構鳥取本所」(TEL 0857-50-0137)で受け付ける。