
スキルや物を、お金を使わずに交換し合うイベント「つながる! スキル&アイテム交換会」が8月20日、鳥取市文化センター(鳥取市吉方温泉3)で開かれる
同イベントは6月に鳥取市で初開催。米子市での開催を経て、今回は3回目となる。これまでに各回約20人が参加し、「ハープの演奏指導」と「自力整体のレクチャー」、「歴史トランプ」と「普及スキル」、「ウェブのエラー解消」と「チラシ制作」など、さまざまなスキルや物の交換が実現してきた。
参加者は事前に、交換したいスキルや物を「提供できるもの」と「欲しいもの」に分けてネット上に登録。他の申込者の内容を確認し、当日に向けて交換内容を検討できる仕組み。イベント当日は、自己紹介の後、自由交流の時間を設ける。
実行委員の関力仁さんは「異業種交流会では名刺交換で終わることも多い。ネット上で事前に互いの希望をオープンにすることで交流が生まれやすくなり、地域の活性化にもつながる。そんな思いに共感してくれた人との出会いがあり、交換会開催につながった」と話す。
実行委員会の草刈隆志さんは「コロナ禍を経て地域のつながりが薄くなったと感じているので、交換を通じてつながりが生まれれば。物々交換で生活していた時代もあったが、今回の交換会ではネットを活用した新しい形で物々交換ができるので楽しんでほしい。自分のスキルが分からない人も会場で交流して見つかることがあるので、新たな一面に気づく機会になれば」と参加を呼びかける。
開催時間は19時~21時。要事前申し込み。開始直前まで受け付ける。