鳥取の「わらべ館」(鳥取市西町)で2月10日~12日、「鉄道の世界へようこそ」が開催された。
今回で19回目を迎えた同イベントは、鉄道の魅力に触れる体験型展示会。懐かしい鉄道の模型やジオラマ、本物の踏切警報機を展示したほか、鉄道会社によるブース出展やグッズ販売などが行われた。
地元の鉄道会社である、JR西日本、智頭急行、若桜鉄道の協力の下、イベントやグッズを販売。実際に使われていた本物の踏切や信号機を設置したほか、車内アナウンスの体験コーナーなども設け、来場者が興味深そうにのぞく姿が目立った。アナウンス体験では、子どもたちが帽子をかぶりマイクを握る瞬間に緊張する姿が見られた。
同館の長嶺泉子さんは「毎年開催しているが、子どもからマニアまで幅広い世代が飽きることなく楽しめる内容にしている。鉄道などの公共交通機関に興味を持ち、模型の精緻さや奥深さを知ってほしい」と話す。