レコード・CD・DVDなどの音楽ソフト販売イベント「第2回鳥取音楽市場」が4月3日、丸由百貨店(鳥取市今町2)5階トットリプレイス特設会場で始まった。
鳥取、岡山、山口、広島、高松、総社からレコード店7店が集まる同イベント。ロック・ポップス・Jポップ・演歌・歌謡曲・ジャズ・クラシック・ブラック・ムードなど多彩なジャンルの商品を並べ、初心者も手に取りやすい価格帯の商品をそろえているという。いくつものレコードを手に取り、じっくりと見ている人や、実際にレコードを購入する人の姿も多く見られた。
鳥取のボルゾイレコード店主の前垣克明さんは「今回のようなイベントは昔からいろいろな地域で開かれているが、このようにいろいろな店が集まることで、それぞれの店の特徴が合わさり、より面白い企画になる」と話す。
「最近は昔はやった音楽(アナログ)がまた人気になってきている。この機会に実物のレコードに触れてもらったり、昔持っていた人がまた聴いてみようかと思ってくれたりするとうれしい。これだけの店の商品が並べば、それぞれの店の特色が合わさり、企画もスケールが大きくなる。店によって商品の見せ方が違い、見に来た人にとってはバリエーションが豊かなので、とてもじっくりと見てくれる人が多い」とも。
「今後も定期的に開催していきたい。大勢の人が初日から雨の中来てくれていて、若い世代からお年寄りまで、幅広い世代に興味をもってもらえているのがうれしい。いろいろな音楽、店があることを知ってもらえるようにしていきたい」と意気込む。
同イベントの共同企画者である丸由百貨店の高嶋優さんは「このような文化的イベントによって趣味を楽しめる機会が生み出せたら。新たに楽しんでみようと思ってレコードを買う人もいてうれしい。デパートに店が集まり、イベントとして商品を見せられたら、気軽に立ち寄ってくれる人が増える。こうした機会を増やして、丸由に来てくれる人が増えていけば」と期待を込める。
開催時間は10時~19時(最終日のみ16時まで)。4月8日まで。