鳥取砂丘の「ハマヒルガオ」が現在、見頃を迎えている。
ハマヒルガオは、5月中旬から6月中旬ごろまでが見頃のヒルガオ科の花。アサガオ状のピンク色の花をつけ、大きな群落が一斉に咲く様子が人気を集める。海岸沿いや鳥取砂丘の入り口付近に咲いており、砂のなかに淡いピンク色のじゅうたんが広がっている様子が観光客の目を楽しませている。
山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンターのガイドスタッフ石川瑛代さんは「ハマヒルガオは横に広がって咲く花で、一面に広がる様子がポイント。観光客の中には、花が好きでじっくり観察する人もいる。鳥取砂丘は砂が広がっているだけではなく、いろいろな楽しみ方もあることも知ってほしい。季節ごとに違う表情を見せてくれて、植物や景色、アクティビティーなど、多様な魅力がある。そうした部分もSNSなどの発信を通して伝えていきたい」と話す。