鳥取砂丘コナン空港(鳥取市湖山)で7月27日、「早朝滑走路マラソン」が開催される。
同イベントは、同空港の滑走路をマラソンコースとして活用し、地域活性化のきっかけを生みだすことを目的に開く。
空港管理部で同イベントを担当する西岡哲平さんは「このイベントは、2012(平成24)年に鳥取空港が45周年を迎え、利用者や住民により楽しんでもらいたいという思いからスタートした。コロナ禍で中断したが、昨年4年ぶりに再開し、今年で9回目を迎える」と話す。「空港の管轄が県から民間へと変わり、地域の活性化を促す拠点としての役割を担うことになったので、いろいろなイベントを行うようになり、その一環として継続している」という。
「本来は一般が立ち入れない滑走路(制限区域)を使うイベントは空港管理部が担当している。安全性の確保や多くの制限が伴うため、準備の部分で難しさはあるが、過去の参加者が楽しんでいた様子を覚えているので頑張れる。昨年は関東圏から来た人や家族での参加が見られたので、空港の魅力を感じてもらえるいい機会だと感じている」とも。
さらに、「早朝の静かな中で朝日が昇るのを見ながら走るのは気持ちがいい。滑走路は障害物がほとんどないので、山や海を一望できる開放感抜群の空間。飛行機を間近で見られるのも貴重な機会。参加者には、非日常と空港の良さを味わってほしい」と参加を呼びかける。ランナーには、参加賞としてオリジナルTシャツなどを用意する。
開催時間は4時45分~6時15分。参加費は3000円。定員は150人。ウェブサイトで6月23日まで、申し込みを受け付けている。