童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム「わらべ館」(鳥取市西町3)が7月26日、「唱歌教室」を開催する。
同館では、童謡・唱歌を継承する一環で開館初期から同イベントを継続して行ってきた。毎週1回開くほか、団体向けに臨時で開くこともある。
「唱歌」は1872(明治5)年に文部省が学校教育の制度を定めた際に教科の中に取り上げられるようになり、学校教育の中で歌われた。高齢者の多くが、曲が流れると歌えるという。
同イベントは、5~6曲の唱歌を講師のオルガン伴奏に合わせて参加者が一緒に歌う内容で、同館1階にある昭和初期の小学校を再現した木造教室で行う。講師の服装も女性講師は矢がすり柄のはかまを、男性講師はえんび服を着用。伴奏する足踏みオルガンは同館所蔵品で、1940(昭和15)年ごろの日本楽器製造(現在のYAMAHA)製。同館の中村友紀さんによれば、「教室に入って懐かしさを感じてもらえるので、シニア世代の方に特に喜んでもらっている」という。
参加者は高齢者が中心で、普段は約15~20人、多い時は約30人が参加する。4月~翌年3月までの1年間で10回出席した人に修了証書を贈る。年間25回以上出席した人は成績優秀者として表彰することから、継続して参加している人も多いという。
中村さんは「歌うことで元気になれる。他の場所でも歌っている参加者から『ここが一番気楽に歌える』という声もあり、きれいに歌うことや声の大きさを気にせず気軽に参加できるところが他とは違うのでは。歌うとなるとハードルを感じる人もいると思うが、ハードルの高いイベントではないので、気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は15時~15時30分。参加無料。申し込み不要。