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全国の隼ライダーが集結する「隼駅まつり」 年に一度の一大イベントに

2023年「第13回隼駅まつり」記念撮影(写真提供=隼駅まつり実行委員会)

2023年「第13回隼駅まつり」記念撮影(写真提供=隼駅まつり実行委員会)

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 全国の隼(はやぶさ)ライダーが一堂に集まる「第14回隼駅まつり」が8月4日、船岡竹林公園(鳥取県八頭町)で開催される。

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 同イベントは、2008(平成20)、二輪専門誌「ミスター・バイク」が「8月8日をハヤブサの日」として銘打ち、スズキの大型バイク「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」のオーナーに「若桜鉄道『隼駅』に集まろう」と呼びかけ、7台が集まったのがきっかけだったという。

 ライダーたちによる同駅での記念写真がSNSなどで拡散された影響などもあり、ツーリングコースとして同駅に立ち寄るライダーが増え始めた。その頃、同鉄道では上下分離式運行となり存続の危機にある状況だったことから、地域活性化と同鉄道存続・乗車率向上を目的とした隼駅周辺地区の196人から成る「若桜鉄道隼駅を守る会」が結成された。

 同駅にライダーが度々訪れることを知った同会は、訪れるライダーたちの交通整理や記念撮影のサポート、来場記念品の配布などを行う中で交流を深め、翌2009(平成21)年8月、ライダーを迎える「第1回隼駅まつり」を船岡竹林公園で開催することになったという。

 第1回開催時に訪れたライダーは約200人。同駅や同イベントに訪れるライダーは年々数を増し、2016(平成28)年からはスズキの協力により、バイク「隼」がラッピングされたラッピング列車を運行。昨年の第13回開催時には、北は北海道、南は沖縄まで2300台、2600人が訪れるほどの一大イベントになった。

 今年のイベントは、地元PRブースほか、飲食コーナー、オリジナルグッズの販売、「隼」の展示、バイクパーツの展示などを予定。ステージでは、毎年恒例の記念写真ほか、地元伝統芸能のお披露目、じゃんけん大会、抽選会を行う。今年はゲストライダーに、世界耐久選手権元チャンピオン北川圭一さん(ケイズワン)とプロレーサー津田拓也さん(Auto Race Ube Racing Team)を迎え、トークショーを予定する。

 実行委員会事務局、八頭町企画課の保木本幸雄さんは「猛暑の中での開催となるので、熱中症や交通安全に十分注意して来場いただければ。隼駅が全国から注目を集めるのは、地元としても誇りに思える素晴らしいこと。鉄道の枠を超えてライダーとのつながりができているのが素晴らしいことなので、今後もずっと続けて広げていければ」と意気込む。

 開催時間は10時~12時30分(受付は9時30分~)。バイクで来場の場合、来場記念品を進呈。若桜鉄道「隼」駅での対応は8時30分~13時。船岡竹林公園周辺はバイク専用駐車場のみ用意。自動車は、八頭町役場船岡庁舎周辺駐車場、船岡小学校駐車場を利用。現地へは、八頭町役場船岡庁舎からメイン会場まで無料シャトルバスを運行する。

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