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鳥取のベーグル店「二アマイ」が2周年 会社員が週一営業、リピーターも

「二アマイ」店主の西原幸子さんと夫の西原裕さん

「二アマイ」店主の西原幸子さんと夫の西原裕さん

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 ベーグル専門店「二アマイ」(鳥取市浜坂)が9月4日で2周年を迎えた。

二アマイのベーグルが店頭に並ぶ様子

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 平日は会社員として働く西原幸子さんが自宅前のコンテナハウスで毎週日曜に開いている。1日約80個のベーグルを販売しており、購入客の半数が予約客・リピーターだという。

 元々パン好きの西原さんは、特に皮が固めのハード系のパンが好きだという。ベーグルは5年前に初めて食べておいしさを知り、作ってみるようになった。手作りのベーグルを知り合いに食べてもらったり、イベントに出店したりするようになり、「仕事以外に老後も好きで続けていけることがあれば」という思いで同店を開いたという。

 同店のベーグルの特徴について、西原さんは「皮がハード系のパンのようにガリっとしていて固めで、中はもっちりとしている。自分が好きで食べたいと思うベーグルを作っている」と話す。

 定番のベーグルは、「プレーン」(220円)、「ベーコンチーズ」(330円)、「味噌(みそ)ナッツ黒糖くるみ」(330円)、「キャロブ」(280円)、旬の野菜を使う「ポタージュスープ」(300円)。限定のベーグルやサンドもそろえる。

 西原さんは、同店を開く前からイベントに出店してきた。商品には、イベントで出会ったカフェ「kimucafe(キムカフェ)」(八頭町)の店主から教わった調味料「しょうゆこうじ」や、ジャムを販売する「はせ川」(青谷町)が作るホウレンソウやレモンも取り入れている。「イベント出店でいろいろな人から刺激をもらったり、おいしいものを教えてもらったりしている。波長の合う友人もできた」という。

 2周年を迎え、「あっという間の2年間だった。お客さまやイベントで出会った出店者など、いい人に囲まれて楽しく続けてこられた。リピーターも多いが、新たなお客さまをどう開拓するかなど、どうしていくか考え中。次のステップに進みたい」と意気込みを見せる。

 営業は日曜の9時~12時。9月は2周年を記念して、購入客にハーブティーのティーバッグなどを進呈している。

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