パン店「スペイン石窯 パンの家 ボノス」(鳥取市立川町5)が6月20日~22日の3日間、「10周年祭」を開く。
同店は、スペイン石窯で焼くパンを中心に販売。店内には塩パンやカレーパン、ベーグルなど日によって約60~80種類のパンが並び、プリンやマカロン、ドリンクなども取り扱う。店内外にイートインスペースを設け、天気のいい日にはテラス席で、購入したパンやコーヒーを味わうこともできる。
同店を経営する「アマド」社長の加藤志野(しの)さんが県外でスペイン石窯を使ったパン店と出合い、好みの味だったことから「自分でもやってみたい」と思ったことが出店のきっかけ。加藤さんの夫・孝次さんがうどん店「うどん ちよ志」を営んでいたこともあり、同じ粉ものを扱うパン店の開業を決めたという。開店準備では、スペインから石窯職人が来日し、店内に石窯を造った。
店舗外観には、ヨーロッパの田舎をイメージしてレンガを使う。イメージキャラクターの猫は、加藤さんの飼い猫がモチーフになっているという。看板をはじめ、手提げ袋やポイントカードのデザインにも猫をあしらい、店内にも猫のアイテムを飾る。
開店当初から人気を集めるのは「塩パン」(180円)。店長の清水志津佳さんは「バターをたっぷり包み込んで焼く。流れ出たバターで底がカリッと、中に残るバターでジュワッとした味わいになり、そのバランスがおいしさの秘密」と話す。カレーパンやベーグル、明太フランスも人気だという。人気商品は来店時間によっては売り切れることもある。「電話で1 個からでも予約できるので、ぜひ予約してもらえれば。サンドなど種類が多いため同じ種類の個数が少ない種類では特に予約がお勧め」と清水さん。
オープン時から同店で働く清水さん。「開店当初は半年以上、大行列が続き、とても忙しかった。今でも毎日のように来てくださる方や、毎週来てくださる方がいる。開店当初から来てくださっていたお子さまが大きくなって成長を感じたり、常連の年配の方が久しぶりにお越しになり、ホッと安心したりしている」と振り返る。
周年祭を毎年開いている同店。今年も10周年を記念して、10種類以上の周年祭限定パンを販売する。期間中1,000円以上の購入でポイントカードのスタンプを通常の2倍にするほか、1会計につき1つのドリップコーヒーを進呈する。
今後について清水さんは、「簡単ではないが、当店でしか買えない、ほかで全く見たことのないような商品もいつか作ってみたい。普段の料理中にも、パンならどうかなと、考えながら作っていることがある。塩パンに並ぶものを作れたら」と意気込む。
営業時間は9時~17時(土曜・日曜・祝日は7時~)。