ドリンク片手に作家と交流しながら展示を見ることができる「空とぶ美術展」が9月28日、鳥取砂丘コナン空港(鳥取市湖山町西)で開催される。
同展は「深夜の美術展in鳥取」を開催してきた運営メンバーが開く新企画。「深夜の美術展in 鳥取」は鳥取のカフェで学校や仕事の帰りにも立ち寄れる夜間に開き、ドリンク片手に人と交流しながら展示を見ることができる。同イベントを運営する井澤大介さんは「通常の美術展では作家がその場にいないことも多いが、この美術展では作家がその場にいるので、作家同士や作家と訪れた人が一緒に話せる。カフェで開き、ドリンクを楽しみながら展示を見ることができるので交流が生まれやすい」と話す。
同展は「深夜の美術展in鳥取」の、「作家が滞在しドリンク片手に展示を見ることができる」特徴を引き継ぎ、新しい場所と時間帯で開催する。井澤さんは「空港という公共の場所で開催することで、普段アートになじみのない人にも楽しんでもらえる美術展にしたい。日中の開催なので夜間の『深夜の美術展in鳥取』に来られない方にも来ていただければ」と話す。
出展するのはイラスト・切り絵・アクセサリー・絵画など、さまざまな分野の12組。20~30代の鳥取出身、在住者を中心に学生も出展する。鳥取砂丘コナン空港2階出発ロビーの1室を特別会場とし、窓・壁・机に展示する。
井澤さんは「初めての空港での開催。旅行に行くように、いろいろな世界に触れに行くような気持ちで来ていただければ」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~20時。入場料は1,000円(1ドリンク付き)。