鳥取市内唯一の保護猫カフェ「Wald baden(ヴァルトバーデン)」(鳥取市富安)が11月1日で1周年を迎える。
B型支援就労所としての機能も持ち、利用者がスタッフとして働く同店。店主の岩崎知之さんは、同店のほか2つの就労支援施設を運営している。「保護猫カフェを始めたのは、初めの就労支援施設でウサギを飼っていたが、衛生面などいろいろな観点から難しかった思い出がきっかけ。動物がとても好きで、就労支援事業だけでなく動物に関わる事業もしたいと考えていたとき、運営できそうなめどがたったので挑戦した」と振り返る。
今年は5匹の猫が新たな飼い主に引き取られ、現在30匹程度の猫がいる。カフェメニューは、ドリンクバー付きで1時間当たり、大人=1,400円、中高生=1,000円、子ども(4歳~)=800円。カフェとは別で猫用のおやつ(200円)も用意する。
岩崎さんは「猫は季節の変わり目で体調を崩しやすく、風邪をひいてしまうこともある。猫の健康を一番に考えながら、スタッフ全員で猫の世話をしている。店内は、猫が映えるように装飾しているので、猫と関わりながら写真を撮ったり癒やしを感じたりしてもらえれば」と話す。
営業時間は11時~19時。