八頭町郡家駅コミュニティー施設「ぷらっとぴあ・やず」で現在、『「ルート29」企画展示』が行われている。
兵庫県姫路市から、宍粟市、鳥取県若桜町、八頭町、鳥取市までをつなぐ国道29号線を舞台にした映画「ルート29」は、主演の綾瀬はるかさんと監督の森井勇佑さんがタッグを組んだ作品。中尾太一さんの詩集「ルート29、解放」を読んだ同監督が、オリジナルで脚本を執筆し、監督自ら作中の舞台である国道29号線を訪れた際の実体験を元に作られたロードムービー。
同展はロケ地マップを作成し、作中の臨場感あるシーンや舞台を紹介するために設けたという。八頭町観光協会の佐藤竜也さんは「国道29号線は、『新因幡ライン』と呼ばれる日本風景街道に登録されている。映画によって、この町の魅力を届けられる機会が生まれたことはうれしい。ロケ地になった場所も含め、八頭町の風光明媚(めいび)な自然を、ぜひ見てほしい」と話す。
展示は、映画公開期間に合わせて行う。