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鳥取・鹿野町で40年超続く「正月マラソン」 お汁粉振る舞いや抽選会も

国民宿舎山紫苑をスタート(写真提供=鳥取市鹿野校区体育会)

国民宿舎山紫苑をスタート(写真提供=鳥取市鹿野校区体育会)

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 「鹿野町正月マラソン」が1月1日、国民宿舎山紫苑(鳥取市鹿野町今市)・加知弥(かちみ)神社(鹿野町寺内)周辺で開催された。

お汁粉を食べる参加者

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 同マラソンは40年以上続く地域の恒例行事。地域住民が正月に集まって楽しむことを目的に企画する。主催は鹿野地域で活動するスポーツ競技団体の代表と、地区ごとの体育会の代表による鳥取市鹿野校区体育会。事務局は鳥取市役所鹿野町総合支所が担い、鹿野町の住民と行政が協力して行う。

 今年は小学生以下61人、中学生8人、一般107人、計176人が参加。地元の人を中心に家族連れや親戚同士などが多く集まり、穏やかな天気の中、全員が完走した。

 約2キロのマラソンコースは、山紫苑をスタートし、加知弥神社で折り返し、山紫苑に戻るルート。折り返し地点では福豆が、ゴール後は温かいお汁粉が振る舞われた。

 マラソン中には「お楽しみ抽選会」も実施。参加者がスタートした後に運営スタッフがくじを引き、当選した参加者の受付番号をゴール地点に掲示。今年は地域で使用できる商品券が9人に当たった。

 同支所地域振興課長の小林克己さんは「40年以上続いているこのマラソンは、地域の人にとって寝たり食べたりして過ごすことが多い正月に、家族や親戚を誘って気軽に運動できるいい機会になっている。近年は天候が理由での中止や雨天での開催もあり、穏やかな天気の中で開催できたのは約6年ぶり。気持ちよく走って爽やかな正月を迎えていただけたのでは」と振り返る。

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