気が弱く優しい鬼と一緒に節分を楽しむイベント「鬼さんと遊ぼう」が2月1日・2日、「アイエム電子鳥取砂丘こどもの国」(鳥取市浜坂)多目的ホールで開催される。
同イベントは、伝統行事である節分を子どもたちに楽しんでもらおうと15年ほど前から開催。毎年訪れている親子も多く、同施設定番のイベントとなっている。昨年は各回約100人が参加した。
両日、「優しくて気の弱い鬼」が登場。同施設主任で同イベントを担当する山田洋子さんは「子どもたちが鬼を怖がらずに楽しめるよう、優しくて気の弱い鬼にした。絵本の『泣いた赤おに』のように、鬼は、見た目は怖くても優しいかもしれないというメッセージを伝えたい」と話す。使う鬼のかぶり物は、約10年前に山田さんが段ボールと和紙で作った手作りのもの。始めは鬼のお面を使っていたが、ダンスをするときに外れやすかったため、かぶれるものを作ったという。
当日は、新聞紙で鬼の帽子を作る工作、鬼の国で流行しているダンス、豆まきを予定。最後に、鬼が食用の豆を配るほか、希望者は鬼との記念撮影もできる。
山田さんは「優しくて気の弱い鬼なので、子どもが鬼を怖がることが心配な保護者にも安心して楽しんでもらいたい。寒い季節で風邪などもはやりやすいが、それを吹き飛ばすくらい元気に豆まきしましょう」と呼びかける。
開催時間は、1回目=11時~12時、2回目=14時~15時。参加無料。入場料は、小学生以下無料、中学生=200円、高校生・大人=500円。