見る・遊ぶ

鳥取駅前の喫茶店で読み聞かせ会 子どもも大人も楽しめる空間に

読み聞かせ会の参加を呼びかける店主のクリスティーさん

読み聞かせ会の参加を呼びかける店主のクリスティーさん

  • 0

  •  

 子どもも大人も楽しめる絵本の読み聞かせ会「おはよう、おはなし」が3月23日、本と喫茶の店「本・織り機・喫茶 モノローグから」(鳥取市今町)で行われる。

[広告]

 読み聞かせを行うのは、店主のクリスティーさんと長女のロッタさん。カフェを開く前から児童文学を軸に活動し、自宅で私設の図書室を開いて地域の子どもたちと交流してきた。2024年9月にカフェをオープンし、「静かに過ごす時間と、にぎやかに交流する時間を分けたい」という思いから、読み聞かせ会を定期的に開くことを決めた。2月が初回で、今回が2回目となる。

 開催時間は約1時間で、途中休憩を挟みながら10冊程度の絵本を読み聞かせる。選書は3月の開催に合わせ「春を感じる」作品や、2月の会で好評だったものを参考にする。

 2月の会には、大人のみの参加者や子ども連れの親子9人が集まり、それぞれが物語に耳を傾けた。読み聞かせた絵本は、開始時間に合わせて「朝の時間に合わせたもの」、言葉遊びの要素があるもの、ミニチェア写真を活用したユニークな視点のものなど。言葉を繰り返し口にしながら楽しめる作品では、子どもたちが一緒になって声を出し、場が盛り上がる場面もあったという。

 ロッタさんは「大人が思う以上に、子どもは長い物語にも集中して聞き入る。絵本を通して、子どもたちが思わず感想を口にする瞬間に立ち会えるのは、私たちにとっても大きな喜び」と話す。

 クリスティーさんは「本を通じて子どもとつながることは、大人にとっても貴重な体験になる。児童文学には、さまざまな人や生き方があることを教えてくれる力がある。ぜひ親子で、あるいは大人同士で、気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~10時30分。参加無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース