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鳥取のミニタルトと焼き菓子の専門店「散歩とおやつ」が2周年 ドリンクも

「散歩とおやつ」のスタッフ

「散歩とおやつ」のスタッフ

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 ミニタルトと焼き菓子の専門店「散歩とおやつ」(鳥取市晩稲)が3月25日で2周年を迎える。

「散歩とおやつ」が販売するミニタルト

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 リラクセーションサロンやおにぎり店を経営する秀建(晩稲)が開いた同店は、「体に優しいおやつ」をコンセプトにミニタルトと焼き菓子、ドリンクを販売する。

 開店のきっかけは、秀建取締役の高木佳代子さんがいとこの作るピーチタルトに感動したこと。「これを世に出したい」と思い立ち、リラクセーションサロンの経営経験を生かして開業を決意。近隣にタルトの専門店が少ないことも後押しとなり、すぐにいとこと開店準備を始めた。店名は、子どもの頃に「いとこと散歩をしながらおやつを食べた思い出」にちなんで「散歩とおやつ」と名付けたという。

 店舗は倉庫の一部をリフォーム。席数は、テーブル席3席、ソファ席2席。入り口は洞窟をイメージしてくりぬいたようなデザインに仕上げた。店内には暖色系の照明を並べ、「明かりに集まってほっとできるような空間を目指した」と高木さん。内装には県産材の杉や卵の殻を使ったクロスを取り入れ、スタッフのエプロンや帽子はタマネギで染めたものを使ったという。

 メニューは約10種類のミニタルトとドリンクなど。マフィンやクッキー、プリンも不定期で提供する。ミニタルトは季節のフルーツを使ったものを中心に日替わりで用意。看板メニューは「苺(いちご)とピスタチオ」(500円)。高木さんは「子どもに安心して食べさせられるおやつを作りたい」との思いから、国産小麦やてんさい糖などの素材を使う。

 ドリンクメニューは、季節に応じた味わいで提供するコーヒー「散歩ブレンド」、3種類用意する「HERBTEA」(以上400円)、フルーツと甘酒を使った「麹(こうじ)甘酒スムージー」(500円)を用意する。

 2周年を迎えて高木さんは「インスタグラムを見て訪れる人やリピーターが増え、あっという間の2年間だった。開店当初は閉店時間前に売り切れることも多く、お客さまの要望でイートインスペースを設けるなど、試行錯誤してきた。おやつを食べている時の幸せそうな顔を見るのが大好きなので、これからも喜んでもらえる店づくりをしていきたい」と話す。「いとこが作るシフォンケーキもとてもおいしいので、次はシフォンケーキを使ったパフェを作りたい」と新メニューへの意欲も見せる。

 営業時間は10時~17時。水曜定休。

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