
鹿野城跡公園(鳥取市鹿野町)で現在、「鹿野桜まつり」が開かれている。
戦国時代に亀井これ矩(のり)が築いた鹿野城跡地に整備された同園。園内にはソメイヨシノを中心に、ジンダイアケボノやシダレザクラなど約500本の桜があり、例年、桜の季節には約4万5000人が訪れる。2年前に雑誌の桜特集で紹介されたことをきっかけに県外からの来訪も増え、開花のピークには近隣の駐車場が満車となり、渋滞が発生することもあるという。
日没後は外堀沿いの桜並木がライトアップされ、水面に映る夜桜が幻想的な風景を生む。ランプシェード「モルタルアート光の道」は鹿野学園の新5年生が制作したもので、夜の散策路に彩りを添える。鹿野町総合支所地域振興課の宮本健さんは「城跡公園の桜と堀の水面との距離が近いことから夜桜がきれいに見える。堀の桜と赤い桟橋が水面に映る景色を撮影しようと訪れる人も多い」と話す。
特設屋台村には、キッチンカー4台を含む18店舗が出店。軽食やスイーツ、和菓子などを販売する。期間中の週末は「お花見水上自転車」体験も行い、水面からの桜も楽しむことができる。
宮本さんは「鹿野町総合支所から城跡公園までは徒歩で約1キロ。近年は古民家をリノベーションする移住者も増え、飲食店なども複数開業している。車は支所などの臨時駐車場に置いて、城下町巡りも楽しんでもらえれば」と呼びかける。
ライトアップは18時~21時30分。水上自転車体験は金曜・土曜・日曜(1人1回500円)。桜まつりは天候や開花状況により一部変更となる場合がある。4月13日まで。