泥んこ遊びとプロレスの祭り「MEIJIフェス」が6月7日、鳥取市立明治小学校（鳥取市松上）と周辺の田んぼで開催される。主催はNPO法人「明治活性化プロジェクト」。

ポスターを持つ鳥取だらずプロレスのセーフティこうき選手（左）とレイファルコン選手

　同イベントは過疎化が進む明治地区の活性化を目的に開催。プロレス大会や子どもを対象としたプロレス教室を開くほか、飲食コーナーに約10ブースが出店。2019年に初めて開き、コロナ禍を経て昨年2回目を開催した。

　3回目となる今年は、昨年までのイベント内容に加え、プロレスラーと一緒に田んぼで遊べる「どろんこ遊びおさんぽ会」を行う。同NPOの坂岡学理事長は「明治地区は山あいで田んぼが多く、今は田植えの時期でもある。プロレスを目当てに県外から来た人に、この地区の自然の良さも感じてもらえれば」と話す。

　午前の部では、明治小学校に集合し付近の田んぼに移動する。プロレスラーと泥んこ遊びをするほか、イモリ探しなど自然の中で楽しめるアクティビティーを行う。午後は、屋外の飲食コーナーで昼食を取る。午後の部では、体育館で地域芸能やジャグリングの披露、ちびっこプロレス教室、プロレスの試合を行う。

　坂岡理事長は「これまでの開催では、子どもたちが想像以上にじっくりとプロレスを見て盛り上がる姿が印象に残っている。今年もプロレスにあまりなじみがない人にも楽しんでもらえれば。プロレスが好きで県外から来る人には、この地域の自然もプロレスラーと一緒に楽しんでいただければ」と呼びかける。

　午前の部は9時30分集合。参加費は親子1組1,000円。午後の部は13時開会。入場料は、前売り＝2,000円、当日＝2,500円、小学生以下と60歳以上は無料。要事前申し込み。