ヤマタ鳥取砂丘ステイション・ゲストハウス「砂縁(さえん)」(鳥取市浜坂)の敷地内に、ラジコンカー専用コース「砂縁RCサーキット」が完成した。11月22日にお披露目イベントを開く。
同施設前の空き地の一角(約15メートル×10メートル)を活用し、フラットダート(土路面)仕様の常設コースとして整備した。ラジコン愛好家である鳥取県立鳥取工業高校の教員と、同施設スタッフの荒川翔さんとの再会をきっかけに企画が立ち上がり、JAF鳥取支部も協力して準備を進めてきたという。
荒川さんは「空き地は臨時の駐車場として使うこともあったが、全面を使うことはないため一角は空いており、活用したいと思っていた。いいタイミングで偶然、もともと知り合いだったラジコン愛好家の先生に再会して活用できることになった」と振り返る。
当日は、ラジコンを持参すれば誰でも自由に走らせることができる。参加申し込みは不要で、年齢や腕前を問わず楽しめるのが特徴。会場には、来場者が自分のラジコンカーを撮影できる手作りの撮影ブースも設ける。
荒川さんは「大人も子どもも、ラジコン好きな人が気軽に集まれる場所にしたい。世代や性別を超えて交流できる場になれば」と話す。今後は1日200円で利用できる有料サーキットとして常設運営する予定だという。
お披露目イベントは11月22日10時~15時。参加無料。申し込み不要。JAF会員は会員専用フォームから要事前申し込み。