数千匹以上のメダカを生産・販売している「とっとりメダカ村」(鳥取市足山)が3月15日で3周年を迎えた。
店主の影井俊一郎さんは約3年前、趣味でメダカの飼育を始めた。知人が飼っていたメダカを見て興味を持ち、大切に育てていった結果、現在の数まで増えていったという。現在は、自宅の敷地内で広々とした水槽を備え、日光を当てながらゆったりと飼育している。中でも、墨(黒色)がしっかりとのり、オレンジ色とのコントラストが特徴の「三色ラメ体外光」と、影井さんが独自にかけ合わせた交配種の「しずかなゆめ」が自慢だという。
影井さんは「外でのびのびと育ててあげると、大きくて美しいメダカが育つ。最初はうまくいかないこともあったが、いろいろと工夫を凝らして育てていく中で、メダカが飼育の方法の善しあしを教えてくれた」と話す。「メダカを飼育することの奥深さや、癒やしをもらえることを知ってほしい。ただ、売ればいいという考えではなく、買った人の元でメダカが幸せになってくれるのが一番。そのために、飼育の方法まで丁寧に伝えられたら」とも。
営業時間は9時~18時。要予約。メダカは店舗とECサイトで扱う。