鳥取県内で現在、「ポケットモンスター」のキャラクターである「サンド」「アローラサンド」とコラボしたラッピング列車「とっとりサンド列車」が運行している。運行線区は、山陰本線(豊岡~米子)、因美線 (鳥取~那岐)。
同列車の企画は、観光地の鳥取砂丘にちなみ「ポケットモンスター」のキャラクターの「サンド」を2018(平成30)年から「とっとりふるさと大使」として任命していることがきっかけ。鳥取県の地域活性化や鉄道利用の促進を目的に、鳥取県とJR西日本、ポケモンの3社が協力して実現した。
同列車は、鳥取砂丘と国立公園大山をイメージした背景に「とっとりふるさと大使」のサンドとアローラサンドをデザイン。外装のラッピングだけでなく、床や座席、トイレなど、内装にも「サンド」「アローラサンド」をあしらっており、「一緒に出かけているかのような気分を味わえる」ようにした。
鳥取県交通政策課の吉田淳さんは「改めてポケットモンスターがとても人気で、幅広い世代に愛されていることが分かった。取材してもらえたり、SNSで投稿されたりしているのを見て、鳥取県のPRにつながっていると実感できている。より多くの人に実際に乗ってもらい、2度3度(サンド)と楽しんでもらえれば」と話す。
運行は2028年3月 31 日までの予定。