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鳥取のカフェで「深夜の写真展」 作品と人が交わるきっかけに

深夜の写真展 会場の様子
(写真提供=深夜の美術館in鳥取)

深夜の写真展 会場の様子 (写真提供=深夜の美術館in鳥取)

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 鳥取のカフェ「Camel0857(キャメルゼロハチゴーナナ)」(鳥取市富安)で4月19日、「深夜の写真展」が開催される。

深夜の写真展

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 学校や仕事の帰りにでも立ち寄れる夜間に開き、誰でも写真観賞を楽しめるようにする同イベント。当日は、フォトブックや写真、額に収めた写真など幅広くそろえるという。

 同イベント開催のきっかけは、東京・渋谷にあった書店が東京で開いていた「深夜の美術展」が2018(平成30)年、「深夜の美術展in鳥取」として出張開催されたことだったという。「当時出展者として参加して、その後に関係者として、鳥取でも開いてみないかと言われたのがきっかけ」と振り返るのは、同イベントを運営する井澤大介さん。

 井澤さんは「学生時代から創作やアートに取り組んでおり、さまざまなギャラリーや展示会に通うようになった。そこで出会った人との関わりによって自分の見識が広がった経験が今も生きている。作品を作るのも見るのも好きで、そうした空間を提供するのもいいと考え始めたときに、『深夜の美術展』が東京から鳥取へ来て開催された。地元でも作家やアート好きな人たちが関われる場所をつくれたらと思い、開催するようになった」と話す。

 「Camel0857のメンバーと共に、これまで継続して開催してきた『深夜の美術展』での経験を生かして、写真に焦点を絞って開くのが今回のイベント。アートの一つだが、参加する人も10~40代と幅広く、趣味や記録として撮っている作品もあれば、仕事として撮っているものもある。こうしたさまざまな作品と人が集まることで、多くの気付きや知らない世界を得られる。今後も開催していくことで、作家として注目されるきっかけになることや、参加した人たちがつながり、新たな発見を得られる場所にしていきたい」と意気込む。

 開催時間は19時~23時。入場料は中学生以上1,000円(ワンドリンク付き、小学生以下無料)。

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