JR鳥取駅前の風紋広場で5月5日、「鳥取古着フリマフェス」が開催される。
「高校の時から服が好きだった」と話すのは、主催の鳥取環境大学経営学部3年の櫻井渉さん。「学生生活で、学園祭の実行委員や、しゃんしゃん祭実行委員などを務めた経験からイベントに興味があった」と話す。
櫻井さんは「鳥取の古着店は数が少なく、(都市部と比べて)価格も高いものが多い。フリマを通して古着を好きになってもらえたら、利用者も増えて価格も安くなるかも」と期待を込める。他県で開催されていたフリーマーケットを参考にしながら、「このイベントを通して鳥取のアパレル業界を盛り上げていければ、という思いから開催に至った」という。
他県で開催されていたフリーマーケット会場やインスタグラムなどで声がけを行い、全17ブースが集まった。
出店するのは、大阪の古着店「BEN used & vintage clothing(ベン・ユーズド・アンド・ビンテージ・ クロージング)」、移動式の古着販売店「古着屋 印波駒人(インパクト)」、「NANCY(ナンシー)」、「ideal(アイディール)」のほか、県内外の個人営業店が出店予定。古着のほか、ラグ、アクセサリー、靴なども扱う。
櫻井さんは「フリマは2着で500円など、安い価格で購入できるのが魅力。価格も安いので古着に少しでも興味があれば、20代の人にも来てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は9時~17時。入場料は200円。