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かつて「死の川」と呼ばれた小田川で野外観察会「荒金鉱山と鮭物語」

「荒金鉱山と鮭物語」の様子

「荒金鉱山と鮭物語」の様子

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 野外観察会「荒金鉱山と鮭(さけ)物語」が11月23日、岩美町で開催される。主催は山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 。

「荒金鉱山と鮭物語」

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 かつて銅鉱山として採掘が行われており、1889(明治22)年に銅の露頭が発見されてから大きく発展した荒金鉱山。鉱山の繁栄が進む一方で、鉱山の鉱毒によって小田川が汚染され、生き物が住めない「死の川」となった。

 同町出身の社会主義運動家・村上吉蔵により、小田川の鉱毒問題の改善が進められ、現在では、地元の「小田川・荒金川に魚を蘇らせる会」の稚魚放流活動により、サケの遡上が見られるようになった。

 当日は、小田川流域の鉱山の歴史や生態系について学ぶ。

 開催時間は10時00分~12時00分。無料。先着20人。11月9日より電話(TEL0857-73-1445)のみで受け付ける。

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