見る・遊ぶ

鳥取・若桜鉄道、新ラッピング列車の出発式&パレード 隼ライダー併走も

2021年4月に行われたパレードの様子(写真提供=八頭町)

2021年4月に行われたパレードの様子(写真提供=八頭町)

  • 6

  •  

 若桜鉄道の新ラッピングの出発式が3月16日、隼(はやぶさ)駅で行われる。

ラッピング列車が展示される様子(2021年4月)

[広告]

 若桜鉄道では、2016年(平成28年)年からラッピング列車を運行。隼駅が全国のライダーたちの聖地となったことをきっかけに導入し、今回で4代目のデザインとなる。沿線には桜の木が象徴的な駅が多いことから、「桜の木」をモチーフに採用。車両には、イラストタッチで描かれた桜の花びらなどが施されている。

 隼駅は、スズキの大型バイク「GSX1300Rハヤブサ」のオーナーたちが集う場所として知られる。2008年(平成20年)年、二輪専門誌が「8月8日をハヤブサの日」として呼びかけたことをきっかけに、全国からライダーが訪れるようになった。こうした流れの中でスズキの協力によりラッピング列車の導入が進められ、3~4年に1回のモデルチェンジに合わせて式典・パレード・展示を行い、今回が4回目となる。

 当日は、関係者による開会あいさつ、テープカット、ラッピングデザインの紹介などを予定。終了後、隼駅から八東駅までの間でパレード運行を行い、若桜駅到着後は転車台に据え付けた状態で展示し、来場したライダーなどが記念撮影できるスペースを設ける。

 パレードは隼駅~八東駅間の県道153号線(才代船岡線)で開催。パトカー1台が先導し、隼ライダー10~15台、郵便局車1台、本部車1台の順で、時速30キロで走行する列車に並走する。

 式典事務局を務める八頭町若桜鉄道運行対策室・保木本幸雄さんは「今までと違ったデザインになっている。新緑に向けてデザインにマッチした若桜鉄道を見に来てほしい」と呼びかける。「パレードの際は安全な場所から観覧してほしい。歩道のない場所もあるため、車道には出ないよう十分注意してほしい」とも呼びかける。

 出発式は11時~。その後、パレードを行う。若桜駅での展示は13時~15時(若桜駅構内無料開放)。出発式の参加者向けに、「隼Lab.(はやぶさラボ)」(八頭町)駐車場を用意する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース