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鳥取の子育て支援団体「るりゆーる鳥取」の活動拠点「吉成base」が4周年

「るりゆーる鳥取」代表の淺見真子さん(右)とスタッフの三村恵里さん(左)

子育て支援活動を行う任意団体「るりゆーる鳥取」の活動拠点となる施設「吉成base」(鳥取市吉成南町)が3月16日で4周年を迎えた。

同団体の代表を務める淺見真子さんは2006(平成18)年、自身の子育て経験をきっかけに「るりゆーる鳥取」として子育て支援活動を始めた。子育てに悩んでいた時期にベビービクスに通い、マッサージや体操を通し子どもと触れ合う時間を持てたことに加え、子育ての悩みを相談できる場にもなり、気持ちが楽になったことが活動を始めるきっかけになったという。その後、自身もベビービクスインストラクターの資格を取得。講座で出会ったエアロビックコーチの三村恵里さんと共に活動を始めた。

子育て支援センターや公民館、保育園などで、0歳から歩き始めるまでの乳幼児を対象にしたベビービクスを開催。マッサージや体操を通して子どもと触れ合う時間を提供してきた。このほか、子育てで疲れた体を動かす「ママビクス」、歩き始めた子どもと保護者が音楽に合わせて体を動かす「ミュージック・ケア」など、子どもの発達に合わせた教室も開いている。

楽器を用いた「親子ミュージック・ケア」(写真提供=るりゆーる鳥取)

活動を続ける中で参加者が増え、子育て相談に応じる機会も増加。自分たちの活動拠点の必要性を感じたことから、「吉成base」をオープンすることを決めたという。

「るりゆーる鳥取」の拠点「吉成base」の入口

淺見さんは「活動拠点となる施設ができたことで、さらに活動の幅が広がった」と話す。現在も公民館や支援センターなどでの教室開催を続けながら、同施設では子育て世代だけでなく地域住民が集える場としての取り組みも行っている。介護や防災をテーマにしたイベントのほか、同施設で育てた野菜を使ったカレー作り、クリスマスやハロウィーンなどの季節イベントも開き、世代を超えた交流の場となっている。

「吉成base」で行われたクリスマスリース作りイベントの様子(写真提供=るりゆーる鳥取)

毎週金曜には、自由に出入りできる交流時間「縁がわクラブ」を開催。「縁がわから自由に入っていいよ」という思いを込めて名付けたという。教室利用者だけでなく地域住民も参加でき、子どもが幼い頃に通っていた親子が、小学生になって遊びに来ることもあるという。

淺見さんは「自分が子育てに悩んでいたとき、ベビービクスに通うことで気持ちが楽になった。今度は自分が誰かを笑顔にできれば」と話す。「誰かに助けられた人が、次は別の誰かを助ける。そうした助け合いの連鎖を大切にしていきたい」とも。 

「吉成base」では応援会員ボランティアも募集しており、登録者がそれぞれの得意分野を生かして活動を手伝っている。「子育ては悩みも多く大変なこともあるが、互いに支え合うことで元気が出ることもある。子育てを通して人が集い、笑顔になり、安心できる場所として活用してもらえれば」と淺見さんは話す。

フラップバルーンを使った「親子ミュージック・ケア」(写真提供=るりゆーる鳥取)
 

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