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鳥取・湖山に「醤油らぁ麺鹿野」 米農家が営む地鶏としょうゆのラーメン

醤油らぁ麺鹿野の米井さん(写真右)と荷宮さん(写真左)

醤油らぁ麺鹿野の米井さん(写真右)と荷宮さん(写真左)

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 鳥取大学前で米農家の夫婦が営むラーメン店「醤油(しょうゆ)らぁ麺鹿野」(鳥取市湖山町)が8月11日で1周年を迎える。

醤油らぁ麺鹿野

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 京都出身で鳥取在住の米井快人さんと妻の荷宮和歌子さんが営む同店。米井さんは関西の大学を卒業後に東京で就職。東京で生活する中、趣味で大好きなラーメンをいろいろな店で食べたり、自分で作ったりする中で、「自分でも作ってみたい」と思っていたという。米井さんは「東京にいる頃、鳥取出身の父親が地元へ戻り、鹿野町で農地付きの古民家を買い米作りを始めた。そこで父親が地域の人とつながり、鹿野地鶏の存在を教えてくれた。そこから今の店舗物件が見つかり、地域の農家とのつながりなどのタイミングが合ったことで、店を開いた」と話す。

 メニューは鹿野地鶏と4種のしょうゆをブレンドし、「シンプルで素材の味わいにこだわった」というラーメン「地鶏と醤油のらぁ麺」(900円)をはじめとする4種類。限定メニューの「醤油昆布水つけ麺」(1,100円)を用意する。ラーメンのほか、米農家として自作の米を使った白ご飯(50円)、鰹(かつお)オイルの卵かけご飯(100円)、大山バターの炙(あぶ)り肉飯(200円)なども提供。席数は、カウンター5席、2人がけテーブルと4人がけテーブルを合わせた11席。

 米井さんは「米農家として自分たちで作る米を使っている。本来は1キロ500円以上で販売するが、うちの米を知ってほしいことや学生が多い立地であることから、産直価格で提供している。地元で作られている米を食べて、素材の味を感じてほしい」と話す。「店に来てくれる人が、ここまで増えるとは思っていなかったのでありがたい。1周年を迎えるのでイベントも考えていて、お客さまへの感謝を伝えられたら」とも。

 営業時間は、11時30~14時、18時~21時。日曜・月曜・火曜定休。

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