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鳥取で「タイムフェスティバル」 外国人・留学生らが18カ国の文化紹介へ

タイムフェスティバルの参加者たち・昨年の様子(写真提供=タイムフェスティバル実行委員会)

タイムフェスティバルの参加者たち・昨年の様子(写真提供=タイムフェスティバル実行委員会)

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 今年で36回目を迎える国際交流イベント「タイムフェスティバル2024」が11月24日、とりぎん文化会館(鳥取市尚徳町)で開催される。

タイムフェスティバル(昨年度の様子)

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 当日は、県内外で働く外国人や県内の大学や高校に在学の留学生らが世界18カ国の音楽や食べ物など、さまざまな文化を紹介する。

 ユネスコ無形文化遺産に登録されたインドネシアの楽器・アンクルンの演奏やジンバブエの民族楽器・ムビラの演奏、フィリピン、ネパール、バングラデシュの歌やダンス、ナイジェリアやモンゴルの工芸品の展示、ウクライナ、中国、ガザ、アイルランド、カナダなどの国の紹介やクイズ、民族衣装の試着、バザー、多言語絵本の読み聞かせなどを行うほか、ベトナムの揚げ春巻き、インドの石窯チキンやラッシーなどの世界料理を提供する飲食コーナーも用意する。

 タイム(=とっとり国際交流連絡会)は1988(昭和63)年、カナダ出身のキップ・ケイツさんと妻のケイツ佳寿子さんが、在留外国人の支援と異文化の交流活動などを目的として立ち上げた民間団体。

 翌1989(平成1)年、他の国際交流団体と連携し、在留外国人や市民が一堂に集える場所を作り、交流の輪を広げようと「第1回タイムフェスティバル」を開催した。今では鳥取に根付いた一大イベントになっている。

 ケイツさん夫婦は「このイベントはみんなが誇りを持って自分の国を紹介できるいい機会。いろいろな国の人と交流し、世界を身近に感じられる貴重な一日になる」と話す。

 芳松尚美実行委員長は「今年のタイムフェスティバルのテーマは『愛』。このイベントを通じ、それぞれが思う『愛』について考え、世界に平和のメッセージを届けましょう」と参加を呼びかける。

 開催時間は11時~15時。入場無料。

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