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鳥取砂丘に冬到来 星空や砂の模様、大山など日々変化する景色が見どころ

11月28日、冬の荒れた日本海に虹がかかるのを鳥取砂丘から見た様子(写真提供=鳥取砂丘ビジターセンター)

11月28日、冬の荒れた日本海に虹がかかるのを鳥取砂丘から見た様子(写真提供=鳥取砂丘ビジターセンター)

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 鳥取砂丘で冬の到来を感じさせる景色が見え始めた。

鳥取砂丘が一面雪に覆われた様子

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 12月7日からイルミネーションが点灯し、冬の催しが始まる鳥取砂丘。催しだけでなく、この時期に見られる自然の姿も砂丘の楽しみ方の一つになっている。

 11月25日には雨が多く降り、空気中のちりやごみが地上に落ちることで、澄んだ夜空から夏の大三角や天の川などがきれいに見られた。昼間は西の方角に、少し雪をかぶった大山も見えたという。そのほか、荒波にもまれてプランクトンが粘液を出して発生する泡の塊「波の花」や、秋から冬にかけて浜辺に餌を探しに来るセグロセキレイ、ハクセキレイなどの鳥の姿もあった。

 鳥取砂丘ビジターセンターの石川瑛代さんは「山陰は冬になると悪天候になることが多い。ただ、悪天候がゆえに自然の美しい姿を見られることもある。冬型の気圧や天候によって強風が吹くと、砂柱と呼ばれる模様が一面に広がったり、雪で一面が真っ白になったり、虹がきれいに見えたりと、毎日違った姿を見せてくれる。砂嵐には気を付ける必要があるが、天候によっていろいろな楽しみ方があることを知ってもらえれば」と話す。

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