NPO法人「はなとたね」(鳥取市中砂見)が3月31日、「スクールドッグ&フリースクール体験会」を開催する。
同NPO代表の河上美穂さんが前職で保育士として働く中、知人から学校に行けない子どもたちの話を聞き、子どもの居場所や学びの場を提供しようと思ったのが始まり。2023年に活動を始め、今年1月、NPO法人として認定を受けた。
スクールドッグは、子どもの学びの場に介在し、子どもたちの交流や学びを促進させるための活動で活躍する犬。同イベントは、子どもたちがスクールドッグとの触れ合い体験を通して、人と動物との関係性を学ぶ。保護者向けには、学校への行き渋りやいじめ、不登校などについて考える機会も設ける。
河上さんは「学校に行けない子どもの学び場、居場所を作っていきたい。まだ法人として活動を始めたばかりなので、まずはできるだけ多くの人に当NPOを知ってほしい。スクールドッグを介して、子どもたちがスムーズに交流できる機会や方法を知ってほしい」と話す。「保護者向けには、子どもの不登校などについて一人で悩むのではなく、相談できる場所や方法があることを知ってほしい」とも。
開催時間は、10時~12時、13時~15時。定員は各回10人。参加費は、1組(大人・小人)=500円、追加1人=200円。